社团 | ライアーソフト | |
定价 | ¥8,800 (税込¥9,680) | |
发售 | 2014/12/26 | |
媒介 | DVD-ROM | |
类型 | 大正レトロフューチャー活劇ADV | |
JAN | 4560103850699 | |
原画 | 酔花 | |
剧本 | 希 | |
アーティスト: | Rita |
――天狗じゃ、天狗の仕業じゃ!
文明開化を遂げ、ますます活気づく日本・帝都を舞台に描かれる、Liar-soft の大正レトロフューチャー活劇。主人公は、不可解な事件が起こる度に槍玉に挙げられることでお馴染みの天狗様!
もちろん鼻が高い妖怪然とした姿ではなく イケメン主人公だが、これがなんともドSで唯我独尊な自由人。
ヒロインを下僕としてこき使う、テスラさん(『黄雷のガクトゥーン』)的なアンチヒーロー?
そんな彼が、帝都の命運が賭かった戦いにちょっかいを出していく、人知を超えた熱くも醒めたドラマがここにっ!?
時は1926年、大日本帝国首都・東京、通称・帝都。
公方の治世も明治の聖代も過去のものとなった帝都では、今し機械技術が華やかに咲き初め、かつ古くからのからくり文化と景観が融合した不思議な発展を遂げていた。曰く極東の珠玉、或いは東洋の幻影都市と嘆賞されて帝都は、今日も喧騒に満たされてあった。
前に大きな世界大戦を経て、かつ前にまた大きな戦争の兆し立ち込め、世情は特需と不安とが混淆した一種の狂騒的状態に置かれてある。
それでも帝都の人々は、おおむね繁栄と享楽を甘受していたのだけれど、近頃怪事件が頻発するようになり、庶民のみならず上流階級の安寧まで脅かされるようになりつつあった。路地裏での殺人、幼児誘拐、放火強盗、貨幣偽造や破壊活動の指嗾(しそう)といった凶悪な犯罪の数が目立って増え、しかもいずれもその手口が異様を極め、“とうてい人間業とは思われない” ものばかり。
これらの凶悪事件の頻発と前後して、帝都市内に怪しき者たちの目撃情報も増えていた。彼らは社会の発達に伴い出現した凶悪知能犯とも、国外から流れてきた犯罪者とも、列強の送り込んだ間諜であるとも、
果ては古い時代から蘇ってきた妖怪である等々、様々噂されていたが、いつしか人々の口の端に仄めかされるようになったのは、
「これは妖しの仕業である」
「人知を超えた業を持つ人外のモノが、全ての凶事の背後に控え操っている」
「そいつこそは、天狗である」
というもの。
なんとも無責任かつ無知蒙昧な妄言だが、人々の想像は、実は真実を衝いていた。
つまり──帝都を脅かしている凶手の中には、個人的な犯罪者もあるにはあったが、
その殆どが、この邦の闇に古くから息づく人外の “鬼人” とその一派が手を引いていたのだ。
その上──
華の帝都に、一体の “天狗” が降り立っていたことである。
この天狗、当初は華やかに発展した帝都に於いて、文明と繁栄を謳歌しつつ勝手気ままに暮らしていたのだが。
近頃帝都を騒がす数々の凶悪事件が自分のせいにされていることに、まずはひどく憤慨した。そしてその事件の陰に古くからの仇敵である “鬼人” の臭いを感じ取り、彼らを殲滅するべく立ち上がるのである。
……その結果、人々の安寧が踏みにじられ、帝都が破壊されることになろうとも、その “天狗” の彼にはまったく関知されるところではないのであった。
月山キトラと黒羽伽藍の関係に、かつての伽藍との関係もあって、気になるやら変に気が揉めるやらの国際女スパイ麗人M。
ある日キトラをミルクホールに誘い、それとなく伽藍との仲を訊ねてみたところ、どうにも甘ったるい話が返ってきて辟易とするのだが、
やがてキトラの話の端々に、どうにも不穏当な言葉が混じることに気がつき───
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