これは君と探す、恋の魔法の物語。
科学全盛の現代において、魔法使いというものは おとぎ話の存在でしかなかった。
それが本当に存在すると示されたのは、今から 20年以上前の話だ。
この世界には魔法使いが存在し、人間の社会に歴史の裏から干渉してきた。
そんなことを突然言われても、人々は当然 誰も信じなかった。
けれど実際に魔法の力を見せられると、人々は魔法使いを畏敬の目で見るようになった。
そして同時に、魔法使いには誰も勝てないと思った。
白旗を上げた人々に、魔法使いは、一つのことを要求した。
「自分たちの自治する領土が欲しい」 と。
それが今日の魔法学園都市・アルカディア の礎となった。
日本に作られた学園都市は、通称 “アルカディア5” と呼ばれている。
現在、魔法使いの女性と男性の比率は 10000:1 となっており、男の魔法使いは絶滅寸前となっている。
主人公・舞原友紘はそんな男性魔法使いの一人で、保護指定を受けて外界から隔離されて育ってきた。
しかしある日、魔法学園の理事長・天宮理空から、一通の手紙と書類が届く。
“アルカディア5 魔法学園 編入学願書”
友紘は妹の水無月と共に外の世界を見るべく、学園への入学を決める。
だが、学園都市には友紘以外の男性がいない。 どこに居ても好奇の目に晒される日々が始まるのだった。
そんな中で友紘は、これから目指すべき目標を探すことになる。
それは誰かと恋をして成就させること。 魔法使いとしての高みを目指すこと。 ――あるいは、その両方なのかもしれない。
蜃気楼の空はこの目に映るたび、色彩を変える。
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羽衣野 真穂 (ういの まほ) CV:くすはらゆい
- 身長:160cm スリーサイズ:B83(D)/ W58/ H85
趣味:体操 特技:T字バランス
強さ:クロスランク A / 魔力 A / 攻撃力 A / 防御力 B / 影響範囲 B / 詠唱速度 A+
友紘の幼なじみ。 幼少の頃は友紘の隠れ里と交流のある別の里で暮らしていた。
魔法の力は平均程度だったが努力で成績を上げ、今では学園の次席で 執行部の一員でもある。
成績優秀、品行方正で気立てが良いと、非の打ち所がない。
友紘との再会は着替えを見られ、挙句 「お近付きのしるしに」 と胸を触られて激怒。
本当は仲良くしたいのだが、引くに引けなくなってしまっている。
「友ちゃ……じゃなくて、舞原くん。
あなたの実力を見せてくれたら、一緒に住むことを認めてあげる」
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ディアナ=レンフォード CV:市川ひなこ
- 身長:159cm スリーサイズ:B86(E)/ W58/ H88
趣味:ヨガ、アクセサリー集め 特技:ピアノ・ギターなど楽器全般
強さ:クロスランク A / 魔力 A / 攻撃力 A / 防御力 B / 影響範囲 A+ / 詠唱速度 B
西欧の “アルカディア2” より今季から転入してきた少女。
“アルカディア2” の学園主席であり、歌姫としても有名。
現在は 歌を休んで学業に励んでおり、真穂と主席を争っている。
実力に裏付けられた絶対的な自信を持っているが、陰で努力を怠らない。
真穂とは良いライバル関係で、互いに実力を認め合っている。
「言葉が通じなくても、歌で気持ちは伝えられますわ」
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舞原 水無月 (まいばら みなづき) CV:藤咲ウサ
- 身長:158cm スリーサイズ:B82(C)/ W59/ H85
趣味:文通、絵日記 特技:メイドとしての技能全般
強さ:未測定
友紘の妹で、兄を常に陰ながら見守る少女。
魔法使いの母と一般人の父を持ち、兄と違って魔法の力をほとんど受け継がずに生まれてきた。
しかし兄のそばに居たいがゆえに、従者 兼 護衛として訓練を受けている。
兄のことが大好きで仕方ないが、妹としてしか扱ってくれないので拗ねて毒舌を吐いてしまう。
とはいえ実際のところ兄妹の関係はベタベタに甘く、友紘も妹が爆発しないようにできる範囲で (兄妹としては少し大胆な) 要求に応えている。
「お兄さまが風邪をひくといけないので、布団を温めておきました。
残り香を胸いっぱいに吸い込みたかったわけではないです」
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小鳥遊 沙夜 (たかなし さや) CV:秋野花
- 身長:148cm スリーサイズ:B75(B)/ W55/ H79
趣味:文通、お手玉 特技:神事全般、着付け
強さ:クロスランク B / 魔力 B / 攻撃 C / 防御 A / 影響範囲 B / 詠唱速度 C
友紘より少し遅れて転入してくる 一学年下の少女。
ゆえあって、友紘や真穂と同じように理空の家で暮らすことになる。
ずっと山奥で暮らしていたため、友紘と同じように外界との交流があまりなく、
そのためか恥じらいポイントがズレていたり、男性に触れることに躊躇いがなかったりする。
実は水無月と文通しており、色々と教えてもらっているが、おかげで知識にかなり偏りがある。
兄の存在に憧れていて、友紘に対しても初対面の時から憧れている節を見せる。
「ふつつかものですが、一生懸命がんばりますのであんじょうよろしゅう
……やない、よろしくお願いします」
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