大切な人に、後悔なんかさせたくない。
少女の願いはただひとつ。
「“後悔”の過去を変えてほしいのじゃ」
主人公・悠樹里久 は街角で写真を撮っていて、一人の少女・竜泉卯実 と出会った。
出会いは運命だったのか、それとも仕組まれたものだったのか、それは分からない。
卯実は自らを小さき神と名乗り、里久に “過去へ行ってほしい” と依頼した。
“過去に起きてしまった、一つの出来事を変えたい” と言うのだ。
「過去を変える? そんなことが――」
今回に限って、それは許された。 ただし、改変には関係者たちの魂と縁で結ばれた者――
すなわちこの時代では、悠樹里久の協力が不可欠だと卯実は語る。
仮に協力しなければ、どうなるのか。 里久を取り巻く今という日常は、きっと一変する。
立花結佳 の存在が、その災いを起こしてしまう。
結佳は里久の幼なじみである。
結佳に何か起こるっていうのか? いったいどういうことなんだよ?
結佳の前世―― 立花闇千代 は大切な友を殺してしまった。
闇千代の慟哭は、430年経った今も消えず、魂を継いだ結佳を刻々と蝕んでいる。
闇千代が抱いた“後悔”を回避することが、立花結佳を救うことになる。
もう、救済の機会はこれが最後となる。 どうか、力を貸してほしい。
大切な友だった……。 慕ってくれる妹のようでもあった。それを私は――。
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立花 結佳 (たちばな ゆいか) CV:桜あいね
- 身長:161cm スリーサイズ:B80/ W59/ H82 誕生日:9月23日
悠樹兄妹の幼なじみ。 しかし兄妹の両親が亡くなった頃を境に疎遠になっていった。
話し掛ければ応じるし嫌っている素振りも見せないが、一枚壁を隔てたような状態。
周囲に対してもほぼ同様で、最近は目立つことは避けるようになっている。
ただ幼い頃から剣道を続けていて、それが繋がりをかろうじて保っている。
「ほんとうは、そばにいたい…… 誰よりも触れていたいんだ」
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姫崎 雛緒 (きざき ひなお) CV:松田理沙
- 身長:158cm スリーサイズ:B97/ W60/ H94 誕生日:12月16日
御筥宮 宮司の娘で筆頭巫女。 立てば芍薬座れば牡丹といった具合の美人だが、
それは黙っていればの話で、しゃべりだすとかなりのアホであることが露呈する。
それでも巫女としての実力は一級品で、神の存在を確かに知覚する。
主人公とは顔見知りだが、家の仕事を通してであり個人的な繋がりではない。
卯実の登場で、ふたりの距離は近いものになっていく。
「アホ巫女と言われ幾星霜。 それでも雛緒は、気にしない!」
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神代 琥珀 (かみしろ こはく) CV:萌花ちょこ
- 身長:146cm スリーサイズ:B95/ W58/ H89 誕生日:5月15日
自ら設立した考古学研究部の部長。
なぜか“過ぎ去ったもの”や“古いもの”に心惹かれてしまう性分で、
自分でも説明できないが、それが自分と周りの世界を繋ぐものだという感覚がある。
朝に極めて弱いらしく、毎朝主人公に起こしてもらっている。
「これでも結構アピールしてるつもりなんだけどな(チラッ)」
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悠樹 晶穂 (ゆうき あきほ) CV:猫村ゆき
- 身長:155cm スリーサイズ:B84/ W55/ H81 誕生日:4月21日
主人公・里久の妹で、悠樹写真館の喫茶スペースを担当しており、
コーヒーを淹れることに関しては一家言を持っている。
琥珀に懐いており、考古研設立と同時に入部していたり、
主人公に 「琥珀先輩と付き合わないの?」 と炊きつけ、くっつけようとしていたり。
だがそれは、“お兄ちゃんが好き” という自分自身の気持ちに気づいているから。
放っておくと“好き”の歯止めが利かなくなりそうで、なんとかしなきゃと思っている。
「お兄ちゃんの幸せは、あたしが守るッ」
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竜泉 卯実 (りゅうせん うみ) CV:成瀬未亜
- 身長:136cm スリーサイズ:B70/ W52/ H71 誕生日:8月1日
長い間、御筥宮に眠っていた小さき神。 雛緒を巫女として選び顕現した。
竜泉卯実 という名前は雛緒が名づけたもの。
彼女には一つだけ、どうしても果たさなければならない使命がある。
香椎原学園に編入という形でやってくる。
古風なしゃべり方やちょっとズレた感覚が不思議な子という印象を与えるが、
それ以上の不都合は神パワーでごまかしているのでツッこまれない。
「この身にできるすべてを尽くし、愛し子たちに幸せを――」
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悠樹 里久 (ゆうき りく)
- 身長:175cm
両親を失い、妹と二人暮らしをしている勤労学生。
幼い頃からカメラに触れて育ち、父親の後を継いで写真家・写真店をやっている。
腕はまだまだ修行中だが、地元のよしみで周辺住民に支えてもらっている。
特に筥崎宮は贔屓してくれていて、提携業者という扱いになっている。
家業を優先していいという条件で考古学研究部に在籍している。
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