飛村英吾は元ヤンキーの新米教師。
「落ちこぼれの気持ちが分かる先公がいてもいいはずだ!」 と意気込んで教師になったものの、それまでの行いが災いしてか赴任先も決まらず、就職浪人状態。
やっと決まった赴任先も、突然現れた “ブラックメルヘン” と名乗る謎の集団によって破壊されてしまう。
いよいよ教師になるのと諦めかけた時、地方のマンモス校・私立大戸岐学園からのオファーが舞い込んできた。
もちろん英吾は二つ返事で赴任を決意する。
しかし、いざ学園に行くとなぜか赴任の話が無くなっていた?
その裏にはまたしても謎の集団・ブラックメルヘンの影が。
なんでもこの学園には世界をひっくり返すような “お宝” があり、ブラックメルヘンはそれを手に入れるために学園を乗っ取り、表向きは教師として働いているらしい。
二度も仕事の話を無かったことにされ怒り心頭の英吾は、一発だけでもぶん殴ってやる! と、ブラックメルヘンに立ち向かっていく。
するとそこに “バッケンローダー” と呼ばれる少女が現れ、英吾より先にブラックメルヘンに戦いを挑んでいった。
バッケンローダーとブラックメルヘンの激しい戦いに巻き込まれた英吾は、偶然敵幹部の能力を奪い取ってしまう!
そして英吾は一部始終を見ていたバッケンローダーに、「敵幹部になり済ましてブラックメルヘンに潜入し、協力してほしい」 と頼まれる。
明らかに危険なミッションだが、教師として学園を利用するブラックメルヘンは許せねぇ!
本音を言うと俺をコケにしやがったやつらをぶっ潰してやる !! ていうか仕事が欲しい !!
という思いから、バッケンローダーに協力することに。
こうして悪の組織を潰すため、英吾の悪の組織の幹部 兼 教師生活が始まった!
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轟天童子 修羅姫 (しゅらひめ) / 大江山 明日楽 (おおえやま あすら) CV:計名さや香
- 身長:178cm キャスト:鬼
鬼族の代表として、一族の地位向上のためブラックメルヘンに参加している。
超が付くほど生真面目で、使命達成に全力を注ぎ込む。
人間を強く毛嫌いするが、それは鬼の立場からであって、本来は他人を恨んだり憎んだりはできない性分。
武器はギミック付きの金棒で、とにかく有り余るパワーでゴリ押しする戦闘スタイル。
学園では古文を教えており、文学をこよなく愛する才媛……ではあるが、極度の肉体派なので日々学園のトレーニングルームで筋トレをしている。
頭ががちがちに堅いため融通が利かず、おまけに常に怒っているような顔をしているため (本人は怒っているわけではないと言う) 学生からは避けられがち。
「誰が相手でも全力を尽くす! それがこの私、轟天童子、修羅姫!」
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アンハッピートリガー グリムロック / グレーテル=グリム CV:藤堂みさき
- 身長:167cm キャスト:魔女
“アンハッピートリガー” の異名を持つ、魔女ギルドから派遣されてきたヨーロッパ出身の魔女の末裔。
右手の銃から他人を任意に “不幸” にすることが出来る弾を撃つことができ、自身も周りを巻き込んで不幸にさせるという不幸体質を持つ。
「みんなで不幸せになろう」 がモットーだが、悪意があるわけではなく、みんな不幸になれば悲しんだり失望したりしなくて済む、と考えている。
学園では英語担当。 人付き合いは苦手で、必要がなければ出来るだけ避けようとするタイプ。
常に不気味な笑みを浮かべていて、ちょっとしたことで落ち込んだかと思えば、いきなりキレて周囲の人間をドン引かせたりする。
とにかく朝が苦手で、毎朝職員室に怨念をまき散らしている。
「フフフ…… さあ、みんなで不幸になろうよ……」
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機械仕掛けのファラオ ハルカプトラ7世 / 七町 遥架 (ななまち はるか) CV:星野七海
- 身長:172cm キャスト:スフィンクス
古代エジプトにおいて国を管理・防衛するべく生み出されたマシンファラオと呼ばれていた人工機械生命体で、ハルカプトラ7世はその第七世代型。
戦闘時はパーツを換装してあらゆる状況に対応する。
「人間は我らマシンファラオに支配、管理されるべき」 という命令に基づいて行動している。
学園での担当は保健体育。
メカだが行動・言動ともに大ざっぱで、しょっちゅう学園長に怒られている。
本人曰く、「人間に合わせているからこうなっているだけ。これも自分が優秀過ぎるマシンゆえ」。
教師の時はほぼ人間と同じボディを使っているが、たまに首や腕が外れると噂されている。
「無論である。バッケンローダーを倒すのはこのマシンファラオ、ハルカプトラ7世をおいて他には無いのである」
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七色の頭脳を持つ女 Dr.サイレーン / 瀬戸 珠魚 (せと たまお) CV:椎名天
- 身長:168cm キャスト:人魚
種族は人魚。 幼少の頃に人魚姫を読んで 「魔法などというわけの分からない力に頼ってはダメだ!」 と一念発起、科学に傾倒し肉体改造のスペシャリストとなった。
自他共に認める天才だが、少々ナルシストが入っており、自分以外の人間は凡才過ぎてかわいそうと思っている。
科学知識に偏り過ぎたせいか、幹部最年長にもかかわらず一番○○っぽく、羞恥心も無いため無闇に肌を晒したり肉体接触をしてくる。
怪しい兵器をよく開発するが、本人はプロレス好きのため、戦いの時はプロレス技を駆使して闘う。
また、ハルカプトラ7世のメンテナンスも担当しており、ハルカを妹のように可愛がっている。
学園では保健医を担当。
マンモス校で保健室はいくつかあるが、妖しげな薬の実験をスナック感覚で試してくるため、珠魚が居る保健室はデンジャーゾーンと化している。
「フ……悲しいかな、天才とは理解されないものなのだ。 しっかし、ボクを選んでしまったかー」
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バッケンローダーのライバル バッケンハンター / マーガレット・ロート CV:渋谷ひめ
- 身長:152cm キャスト:狼
突然現れた、バッケンローダーを付け狙う “バッケンハンター” と名乗る少女。
狼のキャストで、クィン・テイルがブラックメルヘンに呼び寄せた。
バッケンローダーを倒すことに執着し、それ以外にはあまり興味を示さない。
ハンドガンとひと振りの剣を操り、バッケンローダーを上回る力を誇る。
人狼族の出身と自称しているものの、詳細なプロフィールは一切不明。
典型的な直感タイプで、細かいことを考えるのは苦手。
しかし天才的にスペックが高いので大抵のことはなんとかなってしまう。
協調性はもちろん皆無で、他の幹部からはひんしゅくを買っている。
「バッケンローダーを私が倒す! あなたたちはすっこんでなさい!」
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“おとぎ話”の守り人 バッケンローダー / 吉備 桃花 (きび ももか) CV:疾風はる
- 身長:156cm キャスト:桃太郎
おとぎ話の “原典” を守るバッケンシリーズの一人で、バッケンローダーと呼ばれる少女。
桃太郎の子孫で、代々伝わる霊刀・大桃切 に宿された力でバッケンローダーに変身する。
普段はだるそうにしているが、変身すると闘争本能全開で敵に襲い掛かり、力任せに打ち破る。
ブラックメルヘンを追って大戸岐学園にやってきたところ、英吾に目を付けて協力を迫る。
その後、大戸岐学園に転校してきて英吾のクラスに収まってしまう。
黙っていれば優等生だが中身はかなりの自分勝手で、担任の英吾すら顎で使う生意気少女。
実家は神社で、代々戦士の家系。 母親と祖母に戦う方法と生き抜き方をスパルタ的に叩き込まれており、寮暮らしによって “鬼ババども” と呼ぶ彼女たちから解放されたことを心の底から喜び、学園生活をエンジョイしている。
夜になると作戦会議と称して勝手に英吾の部屋にやってきては、だらだらとゲームをしている。
「私にこの剣を…… 抜かせるなああああああぁぁっっっ!!」
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主人公・元ヤンの新米教師 ヤンキーサンダー / 飛村 英吾 (とびむら えいご)
- 身長:182cm キャスト:村人?
元ヤンキーの教師。
更生し、「不良の心が分かる教師がいてもいい」と一念発起して教員免許を取得したものの、経歴が災いして配属先が決まらないまま悶々としていた。
偶然悪の組織・ブラックメルヘンの幹部 兼 教師になってしまい、失敗した女幹部の教育係をすることに。
しかし裏では悪の組織を潰すため、正義のヒロイン・バッケンローダーに協力することになる。
さんざんコケにしてきた女幹部たちに怒りを燃やしており、“教育”という名の愛のムチでネジ曲がりまくった性根を叩き直してやろうと考えている。
神獣・牛神様 の力を借り、ヤンキーサンダーという姿に変身するほか、教育に関する能力を使うことが出来る。
「ぜってーに許せねえのは…… センコーっつ立場を悪用していることだ。それだけは見過ごせねえ!」
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修羅姫の妹 夜叉 / 大江山 夜日楽 (おおえやま やすら) CV:桜水季
- 身長:149cm キャスト:鬼
修羅姫の妹にして唯一の部下。
のんびりやでおおよそ戦いには向いていない性格をしているが、姉によって無理矢理連れて来られてしまった。
普段は非力だが本気を出せば姉並の怪力を出せるらしい。
しかし学業は優秀で、クラスでは委員長を務める優等生。
女幹部たちには蛇蝎の如く嫌われている英吾にもきちんと接してくれる良い娘である。
バッケンローダーの大桃切に斬られて発情してしまい、英吾と関係を持ってしまう。
その際、“師弟の証” を結ばれて英吾に無理矢理協力させられることに。
その経緯から始めこそ英吾のことを疑っていたが、自身も学園を占拠して学生たちを利用するブラックメルヘンのやり方に疑問を持っており、自らの判断で英吾を全面的にサポートするようになる。
ただし、その控えめな性格からよく貧乏くじを引かされるハメに……。
「だ、だって、私じゃ無理だよぉ」
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悪の女首領 クィン・テイル / 古賀 道子 (こが みちこ) CV:誓い
- 身長:164cm キャスト:女王
ブラックメルヘン日本支部をまとめる女首領。
パッと見はコスプレした中年おばちゃんだが、曲者揃いの組織を力でまとめあげる本物の実力者。
学園でも学園長を務め、高い評価を得ている。
実務能力や折衝能力にも優れ、各界の有力者にコネも持つスーパーウーマン。
人間にも関わらず強大な力を持ち、その背景や出自は一切の謎。
女幹部たちをパンチ一発で黙らせるほどの強さを持っているが、そんなクィン・テイルをもってしても女幹部たちには手を焼いており、そのために外から調整役(後に英吾と入れ替わる人物)を招聘することを決断する。
「スパイだって? やるならやればいい。このクィン・テイルを恐れないのなら、ね」
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グリムロックの部下 CV:杉原茉莉
- キャスト:魔女
グリムロックを補佐するためにやってきた、魔女ギルドの徒弟たち。
やや陰鬱としているが、グリムロックよりは学園に馴染んでいる。
「グリムロック様のお部屋に、迂闊に殿方を近づけさせるわけには参りません。」
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ハルカプトラの部下 CV:夢野ぼたん
- キャスト:スフィンクス
正確には部下ではなく、ハルカプトラの量産型たち。
ハルカプトラと感覚などをリンクさせており、ハルカプトラをマスターと呼ぶ。
「はい。良きマシンファラオになるべく、マスターには日々、導いていただいています」
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サイレンーンの部下 CV:冬原透木
- キャスト:人魚
サイレーンと同じく人魚族の娘たちで、科学によって未来を拓こうというサイレーンに心酔している。
ブラックメルヘンではサイレーンの助手のようなことを担当している。
幹部たちの部下の中では一番学園生活をエンジョイしている。
「キャー、サイレーンサマかっこいー!!」
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主人公の同僚 阪田 透 (はんだ とおる)
- ノリが軽くて要領が良く、仕事もプライベートも卒なくこなす英吾の同僚。
英吾より先に赴任してきており、教師業に慣れていない英吾になにかと助け舟を出してくれる。
ただし、まごうことなき一般人のため学園の騒動とは一切関係なく、幹部業と教職の間であたふたする英吾やヒロインたちを尻目に、適当に仕事をして定時きっかりに帰っていく。
「だろ? だから英吾クンがなんとかしてやってくれよ。 そのためのお目付け役だろ?」
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教育の神、天神様の神獣 牛神様 (うしがみさま)
- キャスト:天神様の神獣
教育の神・天神様の神獣で、とある理由から英吾にくっついて来てしまう。
神獣はブラックメルヘンとは敵対する立場にあり、ブラックメルヘンの野望を挫くべく英吾に協力する。
英吾が使える能力はすべてこの牛神様によるものである。
見た目はただのホルスタインだが、人語を話すことが出来る。
天神様の守護獣だけあって教育については一家言あり、どこからともなく現れては新米教師の英吾に一方的なアドバイスを告げて去っていく。
普通に校舎内にも出没するので、学生からは英吾が牛をペットにしていると思われている節がある。
「私は天神様に仕える神獣であり、その末裔たちの守護獣でもあります」
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