商标 | Liar-soft | |||
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日期 | 2021年09月17日 | |||
插画 | 酔花 | |||
声优 | 橘まお / 御苑生メイ / 鈴谷まや / 七ヶ瀬輪 / 草柳順子 | |||
其他 | 希(企画・ライティング) | |||
年龄 |
18禁
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类型 |
冒险有声音有音乐 / 大正レトロフューチャー活劇ADV
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语言 |
日文
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标签 |
少女
大小姐
幻想
历史/时代物
乳交
强制/硬上
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駆けるは帝都 翔ぶは天狗 1926年の大日本帝国首都東京を舞台に巻き起こる、レトロフューチャー大活劇!!
■ストーリー
我々の世界とよく似てまったく別のその場処。
或いはもしかしたら、我々の知る歴史と繋がっていて、けれど異なる発展を遂げた別の過去。
時は1926年、大日本帝国首都東京、通称帝都。公方の治世も明治の聖代も過去のものとなった帝都では、
今し機械技術が華やかに咲き初め、かつ古くからのからくり文化と景観が融合した不思議な発展を遂げていた。
曰く極東の珠玉、或いは東洋の幻影都市と嘆賞されて帝都は、今日も喧騒に満たされてあった。
前に大きな世界大戦を経て、かつ前にまた大きな戦争の兆し立ち込め、
世情は特需と不安とが混淆した一種の狂騒的状態に置かれてある。
それでも帝都の人々は、おおむね繁栄と享楽を甘受していたのだけれど、
近頃怪事件が頻発するようになり、庶民のみならず上流階級の安寧まで脅かされるようになりつつあった。
路地裏での殺人、幼児誘拐、放火強盗、
貨幣偽造や破壊活動の指嗾(しそう)といった凶悪な犯罪の数が目立って増え、
しかもいずれもその手口が異様を極め、「とうてい人間業とは思われない」ものばかり。
これらの凶悪事件の頻発と前後して、帝都市内に怪しき者達の目撃情報も増えていた。
彼らは社会の発達に伴い出現した凶悪知能犯とも、国外から流れてきた犯罪者とも、
列強の送りこんではた間諜であるとも、果ては古い時代から蘇ってきた妖怪である等々、
様々に噂されていたが、何時しか人々の口の端に仄めかされるようになったのは、
「これは妖しの仕業である」
「人知を超えた業を持つ人外のモノが、全ての凶事の背後に控え操っている」
「そいつこそは、天狗である」
というもの。
なんとも無責任かつ無知蒙昧な妄言だが、人々の想像は、実は真実を衝いていた。
つまり―――
帝都を脅かしている凶手の中には、個人的な犯罪者もあるにはあったが、
その殆どが、この邦の闇に古くから息づく人外の「鬼人」とその一派が手を引いていたのだ。
その上―――
華の帝都に、一体の「天狗」が降り立っていたことである。
この天狗、当初は華やかに発展した帝都に於いて、文明と繁栄を謳歌しつつ勝手気ままに暮らしていたのだが。
近頃帝都を騒がす数々の凶悪事件が自分のせいにされている事に、まずはひどく憤慨した。
そしてその事件の陰に古くからの仇敵である「鬼人」の臭いを感じ取り、彼らを殲滅するべく立ち上がるのである。
……その結果、人々の安寧が踏みにじられ、帝都が破壊される事になろうとも、
その「天狗」の彼には全く関知されるところではないのであった。
登場キャラクター
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●黒羽 伽藍
天狗。本名は羽黒山金光坊伽藍丸(はぐろさんこんこうぼうがらんまる)。本地は羽黒山。
開祖の蜂子皇子の最後の直弟子で、実年齢は相当いっている筈だが外見的には青年の姿のまま。
天狗といっても赫ら顔で鼻が長く突き出していて験者の衣で……といったアレではなく、姿形は人間の青年と変わらない。
故郷の山奥を一世紀ほど前に出奔して以来、世界を遍歴していたが、思うところがあって帝都に帰還。
してみたはいいものの近年帝都を見舞う怪事件が天狗の仕業という事にされているせいで憤激している。
性格はドSでいじめっ子。
女子供にはわりと寛容だが、フェミニストでも弱きを助けるタイプでもなんでもなく、相手を下位、弱者とみなしてのぞんざいな優しさである。
そして縁故が深まっていけばいくほど、ドSとしての顔が顕著になって手加減がなくなっていく。 -
●月山 キトラ (CV:橘まお)
猫肉屋。
猫の肉を売る賤しい少女……ではなく、ペットの猫や犬が食べるような屑肉を売り歩く事を生計としている、やっぱり賤しい商売の娘。
ただ様々な階級のお勝手口に出入りしているせいか、巷の内情や裏事情に詳しい面がある。
人が好い、というか好過ぎる為にひどい目に遭いやすい。
その殆どが自業自得であるため、あまり人からは同情されない。
ある日偶然目撃してしまった大獄堂一派と戦闘中の伽藍と、その一部始終を余所にうっかり漏らしかけたせいで、伽藍の不興を買い『口封じ』されそうになる。
そこを必死、本泣きで懇願して生命だけは助けてもらったかわりに、彼の下僕になる事に。 -
●麗人M1号 (CV:御苑生メイ)
本名塩原鶴子(しおばら・つるこ)。
本名はどうにもしょっぱいが、その実力は折り紙付きの、世界を股にかける美形女スパイ。
かつて某国の諜報戦で、乱入してきた伽藍とやり合って以来の腐れ縁。男女の関係になった事もあるが、
現在は適当に距離を置いて付き合っている。
今回は何処の組織の指令か不明なれど帝都に潜入しており、大獄堂一派の犯罪を注意深く見守っている。 -
●相馬 瑞城 (CV:鈴谷まや)
某名家の令嬢で、貴族的優雅と残忍性の体現者。
その血筋に宿る霊力ゆえ、帝都の霊的守護の要となっており、大獄堂一派とはやがて公然と敵対する事になる。
とある事件で伽藍と邂逅して以来、彼に興を催し、その動向を見守っている。
性格は伽藍と同類異項であり、二人が揃うとドS二大巨頭のサミットとなる。 -
●綾部 高丸
令嬢の身の回りの世話係であり奴隷であり慰み者であり乗物。
長年の調教の結果、虐待を心底嫌がっているのになぜか同時に嬉しくてたまらないといういい匙加減に仕上げられてしまっている。 -
●大獄堂 悪路
鬼人。
この国の歴史の闇に封殺されてきたまつろわぬ者達の末裔。
積年の怨念により、帝都の破壊と日本の支配を目論んでいて、様々に画策している。
物語の敵役。
野太い貫禄を具え、かつ残虐な悪業も平然とこなす残酷漢。
鬼と天狗は不倶戴天の敵であるという故事の通り、過去から事あるごとに伽藍と衝突してきたがいまだ決着はつかず。
この場合の決着というのはどちらかの完全消滅を指していて、一度や二度くらい殺した殺されたは勝負の数に入らない。
前回の対決では伽藍に全身切り刻まれ川に流されたが何時の間に復活。
またも怨敵同士の再会となる。
そういう血なまぐさい関係であり、悪路自身も伽藍の滅殺を誓っているのだが、けれど同時に長い生の中の好敵手としてみなしている節も見受けられる。
基本的には一見穏やかに見えるが、その本質は深い怒りと、人間たちに対する侮蔑が隠されている。 -
●鈴鹿 (CV:七ヶ瀬輪)
妖艶で、男を破滅させるタイプの美女。
優雅で怠惰で、そして貴族的な残酷さも持ち合わせる。
悪路に対しては、不遜なモノ言いをしたりする事はあるのだが、根底はベタ惚れで悪路の為なら死さえ厭わない。
悪路以外のモノに対しては、驕慢でからかうような態度をとる。 -
●人首丸
物静かで、落ち着いたタイプの美形。
悪路に対しては忠義一筋。
忠義が立ち過ぎて行動と計画が過激になる事もあり、悪路に苦笑される事も。
生真面目で冗談が苦手なタイプなため、鈴鹿やクナリ童子にからかわれたりする事も。 -
●クナリ童子
鬼の一派としては比較的無邪気で、伽藍と悪路の中が嫌悪なのを笑ったり、時には取り持ったりしようとしたりもする、悪路一派の癒し系にして、そしてアンファンテリブルなキャラクター。 -
●使い天狗たち (CV:草柳順子)
伽藍に便利に使われる小天狗たち。