[GAL][120608][ADV][Navel]Tick！ Tack！[生肉][VJ006904]

■□■ストーリー■□■
物語は、とある休日に始まる。
穏やかな昼下がり、“ネリネ”の部屋でとある魔法のアイテムを見ていた“稟”達一行は、
“樹”と“麻弓”の起こした騒動からそれを発動させてしまう。
そして、20年前の魔界へと送られてしまう稟、ネリネ、樹、麻弓の四人。
そこで二人の少女達と出会ったことが、歴史を大きく変えてしまった。

本来ならばネリネの母とならなければならなかった少女。
その少女と魔王との重大な語らいを一つ潰してしまったことにより、未来に変化が発生。
本来ならば結ばれるはずのない少女と魔王の間に、可能性を作ってしまう。
そして、その可能性による影響に巻き込まれてしまうネリネ。

このまま現代へと戻るわけにはいかない！
四人は歴史を元に戻すべく、一致団結することになる。
大きく揺れる歴史の天秤の中で繰り返される、不思議な出会い。
そこには稟の知らない歴史があった。

■□■登場キャラクター■□■
●セージ（CV：青山ゆかり）
フォーベシイ付きのメイド。
この時点では、フォーベシイはまだ魔王ではなく魔殿下だった。
口より先に手が出るタイプだが、メイドとしての仕事に誇りを持っており、
とにかく主人に奉仕したい。フォーベシイが、自分の仕事を奪ってしまうのが悩み。
また、本気で放ったサンダーキックは岩をも砕く。

「だ〜か〜ら〜！　それはあたしの仕事なんですってばぁっ！」

●アイ（CV：三村祥子）
フォーベシイの婚約者にして魔界の貴族。
穏やかで、いつもフォーベシイを見守ってくれており、オマケに気さくでオチャメ系。
基本は笑顔だが、拗ねたり照れたりそれなりに表情豊か。
思い込んだら純情一途なところがあり、積極的な面も。
インドア系だが意外に行動力有り。けれどどこか頼りない。

「面白おかしく呑気に陽気に。これがコツだよ♪」

●ネリネ（CV：松永雪希）
魔王フォーベシイの一人娘にして、おしとやかなお嬢様。通称リン。
頭脳明晰、魔力は莫大。その料理は被害甚大。
ただし、服飾関係には並々ならぬ才能を発揮する。
一人の少女に対する負い目のために自分自身の想いを閉ざしていたが、
稟に救われ、今ではその少女の想いと共に毎日を笑顔で過ごしている。
稟とは周囲がため息をつくほどの恋人関係にある。

「……この国で、自らの信仰の対象となる方に仕える者が着る服、だとお父様が……」

●フォーベシイ（CV：司馬嵯峨之）
現在の魔界を統べる魔王。
稟たちが過去にタイムスリップした時点では、魔殿下の位にあった。
博識で理知的で策謀家。暴力は好きではないが、必要ならば容赦はしない。
その割には家庭的なことが大好きで、結構マメな性格。
エプロン姿は意外に似合うと評判。
人をからかうことが好きで、意地悪好き。
過去においても、「殴るよりいじれ」という座右の銘に変わりはない。

「何を言うんだい。責任感なんか持ってしまったら、
　　色々と大変なことをしなくちゃならなくなるじゃないか」

●サイネリア（CV：赤白杏奈）
フォーベシイの妹。
優しく元気でノリがく、しかも若いので結構きゃぴきゃぴ。
ただし、切れると女王様モードに入って誰も止められなくなる。
マズイと思ったら容赦なく椅子を取り出してぶん殴る。
少し落ち着きが足らない行動派。思い立ったらとりあえず実行する積極的な性格。
神王であるユーストマとはいわゆる友人関係にあり、実はこの時点から一途に想っている。

「神ちゃん、おっとこ前ー♪」

●バーク（CV：健ヤマト）
魔殿下時代のフォーベシイにつかえていた執事。
フォーベシイと並んでも引けをとらない美形。
着やせするため細身に見えるが、その肉体は鋼の筋肉。
好きな言葉は『愛』と『忠誠心』。
普段は有能な執事だが、その心に燃えるフォーベシイへの想いは何より熱い。
実は熱血系。

「このバーク、ぼっちゃんへの愛のためなら灼熱の炎も水同然ー!!」

●麻弓＝タイム（CV：香取那須巳）
稟とネリネのクラスメートにして悪友にしてトラブルメイカー。
人間と魔族両方の血を受け継いでいるものの、
人間の血の方が濃いらしく、その魔力は微小。
好奇心旺盛で、思いついたら後先考えない特攻娘。カメラを片手に突っ走る。
樹と麻弓、二人が揃ったときの周囲の疲労度は並大抵のものではない。
なお、胸がないのはもはや個性。麻弓＝タイムのシンボルともいえる。

「乙女のカバンの中身を漁るなら、せめて本人のいないところで
　バレないようにこそりやってほしいわけなのですよ？」

●緑葉樹（CV：小池竹蔵）
稟とネリネのクラスメートにして悪友。色情狂。
整った顔立ちに明るい笑顔、学園一ともいえる頭脳を持った好青年。口を開かなければ。
女性は決してこの男に近寄るべからず。趣味はナンパ、特技はナンパ、という重度の女好きで、
暇さえあれば街で女性に声をかけている。
興味を持っていないものに対してはとことん冷たいが、そうでないものに対しては結構面倒見がいい。
本当に困ったときには、その頭脳できっと助けてくれる……かもしれない。

「白。汚れなき純白を、君はどう思うかい」