商标 | Abelsoftware | |||
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日期 | 2012年06月29日 | |||
插画 | きみづか葵 | |||
年龄 |
18禁
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类型 |
冒险有音乐 / Hだけど本格推理ADV
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语言 |
日文
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标签 |
姐姐
大小姐
警察/刑事
制服
学校/学园
推理
傲娇
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■□■ストーリー■□■
日本の、都会からやや離れた、閑静な街——
美香・ヴァーミリオン(♂)は、イギリスの外国人学校である
チェスターランド学園の日本分校3年生の男子だ。
1個年下だけど同級生のロキ(♂)と 「VA探偵事務所」を構えている。
もっとも素人探偵同然の事務所に依頼人が来るはずもなく、
学園で素人探偵をやっているというのが現状だ。
素人探偵の美香には、実は特殊な能力がある。
彼は、人や物に触ることで、その対象物の背後にある事件を
視ることが出来るサイコ・メトリストだ。
その能力は不安定ながらも、彼の強力な才能のひとつなのだ。
美香のサイコメトリングをもとにロキが推理を組み立て、
2人で捜査して解決するのが2人の操作方法の基本となっている。
ロキはある新聞記事に目をとめる。
クラブ 『カップルズ・アップルズ』のマスターが何者かに殺されたという記事だ。
このクラブはロキがごひいきにしていたクラブであった。ロキが「次はこの事件にしよう」と言った。
どこにでもある殺人と思われた事件だが、ロキはとある凄腕の探偵が動いている、という情報を美香に開示。
ロキの父親はイギリスの国会議員で、とある探偵組織の副会長の息子なのだ。
そのため色々な情報網があるらしい。
こんな素敵な事件を僕らが先に解決したら凄いことになるよ、とたきつけるも、美香はややネガティブ。
ロキた、自分のサイコメトリーをあてにしているのが分かっているからだ。
あまりこの能力は使いたくない、美香はそう考えていたが……
そんなとき、学校の同級生の女の子が2人を訪れる。
自分は脅迫されている……犯人を突きとめて欲しい。
しかし、それが巨大な事件への導入であるとは、美香もロキも気づいていなかった……。
■□■登場キャラクター■□■
●美香・ヴァーミリオン
母親が日本人、父親がイギリス人。日本へやってきてから、はや十年。
チェスターランド学園日本分校(探偵学校)3年生。
父親は開業探偵だったが2年前に亡くなり、美香はVA探偵事務所を父親から引き継いだ。
物や人に手で触れることで、思念や過去の経歴を見ることができる、
サイコメトリング(思念同調能力)を持っているが、能力の発動はアットランダムで
稀にしか能力が発動しないちょっと頼りないサイコメトリスト。
しかも手でじかにさわったものしかできないのだ。
美香のサイコメトリーには大きな代償が必要となり、人間に対して使ったとき、
その人は美香に関する記憶を、全て無くしてしまう。
その昔、生存中の母親に対してサイコメトリーをしてしまい、
自分の存在を忘れられたという苦い経験がある。
このため、普段は所構わずサイコメトリングしないように、両手に手袋をしている。
●ロキール・チェスターランド
通称ロキ。チェスターランド学園日本分校(探偵学校)3年生。
美香と同学年だが、歳は1個下。
長い金髪に青い目。金髪は常に後ろで結っている。
イギリスのチェスターランド公爵家の長男。
父親は厳格な貴族出身であり、貴族院議員でかつ、アイドラー・イギリス本部の副会長を務める。
将来は探偵になるつもりはなく、国際弁護士になりたいと考えていることで父親と反目。
日本の分校へと進学してきた。
父親は、ロキがチェスターランド学園日本分校を卒業するまでは好きにさせているらしい。
ちなみにこの学園は、チェスターランド公爵家が半分出資している。
家には執事と、妹のアテナ、そしてロキの三人暮らしである。ときどき美香の事務所兼自宅に泊まる。
美香の観察をさせてもらうかわりに、ロキのポケットマネーで、VA探偵事務所の家賃と光熱費を払うことに。
そして共同経営者の地位を手に入れている。「僕が全部出してる」 が口癖。
●ローズマリー・アテナ・チェスターランド
ロキの2個下の妹。
公的にはローズマリーと呼ばれているが、自分が認めた相手にはアテナと呼ばせている。
現在アテナと呼んでいいのは、美香とロキの2人だけ。父親や執事はローズマリーと呼ぶ。
やんちゃな女の子で、同じく日本のミッション系のスクールに通っている。
兄のためならどんなことでもやってのける、といつも思っているお兄ちゃんっ子だったが、
最近は美香のことが気になっている。
将来は医学部に進もうと考えていて、医学的知識 (特に外科) に関しては素人の域を超えている。
兄のケガをいつも治していた過去がある。
「外科医に必要なのは頭脳じゃなくて手先の器用さよ。」
●李 魏丁(リー・ウェイディン)
ハイティーンの美少女。
中国系ベルギー人で、チェスターランド学園日本分校(探偵学校)の大学院に、期間留学中。
ハイティーンながら学卒の才媛。
チェスターランド大学院には探偵学の応用講座があり、それ目当てで留学してきた。
料理が好きで、食べる量もハンパではないが、バツグンのプロポーションをほこっている。
からっとしたチャーハンが大好きで、水っぽいピラフのようなチャーハンを憎んでいる。
美香の作るチャーハンにあれこれ注文をつける。
頭の回転は凄まじく、的確に推理していくさまはロキも舌を巻く。
美形の男に弱く、自分が従事してるボスにゾッコンだが、ロキにもメロメロになってしまうホレッぽい女。
●双葉 小雪 (ふたば こゆき)
VA探偵事務所 1Fにある花屋の女の子。
事務所から降りてくる、あるいは事務所へ帰ってくる美香とは、いつも顔をあわせている。
ほんわかで暖かみのある女の子。
偶然発見した新種の花の名前を、美香に「カサウェイ」と命名してもらったことから、
美香にはカサウェイと呼ばれている。
辛いことや、くじけそうになって事務所に帰ってくる美香に、いつも優しく微笑んでくれる女の子。
アテナはライバル視しているが、ほんわか小雪は気づいていない。
●三間坂 優那 (みまさか ゆうな)
23歳で女性ながら、たつなみ署の捜査一課の課長代理。階級は警部。
いわゆるキャリア組であり、1年後には警察庁への転属・昇進が約束されている。
現場での捜査こそが基本と、現場に出てきては指揮をとるが、現場の人間からは煙たがられている。
超法規的活動を保証されているアイドラーの探偵を敵視しており、
警察の指揮下に入るのが当然と考えている。彼らに対する差別意識・対抗意識が強い。
しかし本当は心の優しい女の子で、家に飼ってる猫が唯一の友達。
●カーライル・マクドガル
イギリスの高名な探偵、クライフ・マクドガルの妹。
法律の専門家で、マネージャーような位置づけ。
来日中のクライフのスケジュールなどを全て把握し、これに助言する。
外見は可愛らしいが、キツい性格と人を見下すような言動が、周りの反感を招いている。
クライフいわく「不肖の妹だ」