[GAL][160708][ADV][Purple software]クロノクロック[生肉][VJ010308]

大企業の御曹司である主人公・沢渡 澪。
彼の持つ祖父の遺品＝懐中時計には不思議な力が宿っていた。

“5分限定での過去へのタイムスリップ”

何度でも使える代わりに微妙に扱いづらい力だが、
上手く使えば色々なことができるかもしれない。

世界を救う……なんて大層なことは考えず。
日々をおもしろおかしく過ごすため、
なによりも可愛い女の子を彼女にするため、
時間移動能力者になった主人公のドタバタな学園恋愛物語がはじまる。

プロローグ

夏の日常。
沢渡 澪は学園の可愛い女の子のリストを作って告白してまわり、
時計の力でなんのリスクもなく脈のある子を調べていた。

そんなある日の放課後。
学園の屋上からひとりの少女が落ちてきて、地面に激突する。
何事かと時間を戻して屋上を訪れた澪は、後輩・鈴木 みうが、
彼の親友に告白しようとしていた場をぶち壊してしまう。

極度のあがり症で類稀なる不運体質のみうだったが、
彼女は勇気を振り絞って告白しようとしていた。

好きな相手を絞れず、時計の力がなければ告白もできなかった主人公は、
彼女のまっすぐさに感銘をうけて、2度目の告白のための手助けをすることにする。

それはやがて奇妙な三角関係の始まりでもあり。
同時に、他のヒロインたちへ告白する勇気を、沢渡 澪が得るプロローグとなった。

登場キャラクター

• 

  ●城之内 真琴　（CV：山田ゆな）
  主人公のクラスメイト。
  要領の悪いところのある、目立った特長がない可愛い少女。
  だが、武闘派であるヤクザの組長を親にもつというｄ秘密を抱えている。
  身体能力が意味不明なほど高く、戦闘力も高い。
  「ふぇぇ」と一般人らしい演技をしているのを主人公がニヤニヤ見ていると、赤くなって「くっ、殺せ」と思っている。
  
  「朝から女の子を呼び捨てとは気やすいですねぇ♪」

• 

  ●沢渡 満　（CV：藤森ゆき奈）
  主人公の妹。
  幼少時の高熱で視力を失っているが、本人はどこ吹く風。
  周囲の人間に礼儀正しく、どこにいてもアイドル的な扱いを受けるが、実際のところは過去や未来にこだわらない即物的な快楽主義者。
  生粋のブラコンであり、兄に手篭めにされようと日々努力している。
  
  「兄様、キスをしてもよろしいですか？」

• 

  ●安藤 美咲　（CV：北見六花）
  主人公の後輩。
  そこそこのお嬢様で、家柄に負けないように努力・特訓を好む熱血タイプだが、何事でもトップをとれない不器用な性格でもある。
  感情表現が豊かで、よく怒り、よく泣く。
  遥か格上の「沢渡家」である主人公を目の敵にしているが、ツンデレデレデレくらいの割合の裏返し。
  
  「よくできたら先輩にも花まるをあげちゃうんだから！」

• 

  ●D・D　（CV：桃井いちご）
  主人公の？？。
  生まれも育ちもイギリスだが、祖父が日本人のクォーター。
  主人公の家にホームステイしてきて、メイドとして振舞う。
  言葉や文化の習熟に日本のネットをまわっているうちに、オタクに染まってしまった。
  日本食が大好きでどれだけ食べても太らないが、胸も大きくならないことに悩んでいる。
  
  「イギリスのご飯はほんとにマジーのです！和食と中華はサイコーです！」

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  ●鈴木 みう　（CV：上原あおい）
  主人公の後輩。
  一般人よりやや貧しい父子家庭で育った今どきの子。
  男性に対して猛烈な人見知りの照れ屋でありながら、同時に前向きさと勇敢な心を持ち合わせているチグハグ少女。
  おどおどしているが、言いたいことを言い過ぎるプチ毒舌さもあり。
  彼女との話ですべてが始まる。
  
  「人を好きになるのに、理由って必要なんですか？」

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  ●“時計の精”クロ　（CV：かわしまりの）
  主人公とは漫才コンビ。
  時間の神クロノス、を自称する懐中時計の精。
  時計の所有者のみ姿を見ることと会話することができるが、触れることはできない。
  明確に時計を管理しよう、などという目的があるわけではなく、自分がなんのために存在しているのかもいまいち理解していない――本人もどうでもいいと思っている。
  
  「どこをどう見たら、我輩が幽霊に見える？」