[GAL][140131][ADV][SCORE]ガールズbeアンビシャス！[生肉][VJ008261]

■□■ストーリー■□■
---------------------------------------------------------------------------
上流階級に生きる子女は、世俗にまみれ、汚れることがあってはならない。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～　海棠学園　名流生徒の心得　～
---------------------------------------------------------------------------

地方都市の山麓にある私立海棠（かいどう）学園。
その敷地は、巨大な壁によって二分されている。

一方は上流家庭の子女が通う紳士・淑女コースの通称「セレブ校舎」。
もう一方は地元の一般家庭の少年少女が通う通称「庶民校舎」。

両コースの生徒たちは交流することを許されず、その仲も険悪そのもの。
セレブ校舎の生徒は庶民校舎の生徒を山猿と見下し、
また庶民校舎の生徒はセレブ生徒を鼻持ちならないと毛嫌いしている。

庶民生徒の島田遥斗は、恨み重なるセレブに目に物見せてくれようと闘志を燃やす。
敷地に忍び込み、セレブの象徴とも言える絢爛豪華な校舎を、落書きでもして汚してやろうと画策！
夜を待ち、裏手の山から回って侵入しようと試みる。

……が、あまりの広さに、あえなく道に迷ってしまう。

山中をさまよい、なんとか光を見つけて抜け出たところは、見覚えの無い植物園。
中央にはガラス張りのドームと噴水があり、
夏らしく色鮮やかな草花が、月明かりの中にも華やかに浮かび上がっている。
普段の生活の中では目にすることのない、幻想的な空閑。
遥斗はそこで、一人の少女と運命的な出会いをする――

「生まれと肩書きだけで、人生決められてたまるかよ！」

繋がる想いの力は、どんな壁でも突き崩す！
学園を舞台に巻き起こる、ひと夏の青春物語―――少年少女よ、大志を抱け！！

■□■登場キャラクター■□■
【囲われた夢見る雛鳥】
●弓槻 風香　（CV：海乃奏多）
常に穏やかで儚げ。
物腰もやわらかく丁寧で、お嬢さまを絵に描いたような少女。
女子寮敷地内にある、植物園がお気に入りの場所。
造園業者に頼み込み、一角に風香専用スペースを確保して、自らガーデニングに精を出している。
箱入りで育てられたため、やや浮世離れした言動が多い。
また自分が世情に疎いことも自覚しているために、非常に好奇心旺盛。
特にスラングやジャンクフードなど、周囲が意図して遠ざけているものに限って強い興味を示す。
迷い込んできた庶民の遥斗を恐れるどころか、外の世界の空気を感じて、もっと深い交流をと望むことになる。

「ああ……やっぱりわたしには常識がないのですね。時々言われます」

【庶民とセレブ、裏も表も知る女の子】
●堤 唯芹　（CV：柚木サチ）
風香とは親友同士で、保護者的立場（と自称している）。
セレブ生徒の中では、ニコニコとお嬢さまらしく清楚な振る舞い。
しかし遥斗相手には、ドライな言動と容赦のないツッコミを入れ、セレブらしさには程遠い姿を見せる。
庶民が風香に悪い影響を与えないだろうかと警戒している。
甘い物が大好き。
その分太ることを恐れて、部屋には健康器具を大量に持ち込んでいる。
ルームランナーを使っていたときは、夜中にドカドカうるさいと、苦情を入れられたこともある。

「セレブのいいところは、いつでもスイーツ食べ放題ができるところかな」

【大胆・豪快、お嬢様オブお嬢様！】
●御陵 英玲那　（CV：倉田まりや）
老舗豪商の家に生まれ育った。わかりやすく優雅で高飛車。
セレブ生徒会長であり、「セレブは大胆に！　豪快に！」という押しの強さで、そこそこ人望を集めている。
幼少より、セレブに生まれたからには財力やコネクションを最大限に利用し、
でっかいことをやれ、と言われてきた。
それをちょっと勘違いしたのか、派手で目立つことが大好きに育ち、
勝負と挑まれれば決して引かない、何事も一番になりたがる負けず嫌いになった。
その相手は庶民だろうがセレブだろうが関係ない。
やるからには全力だ！

「今日は……いえ今日も！　セレブの力というものを見せ付けてさしあげますわ！」

【“女の子”を夢見る女の子】
●青野 瀬菜　（CV：民安ともえ）
いつも男連中に混じって遊んでいるたくましい女の子。
遥斗たちとは幼馴染みの関係にあり、良いことも悪いことも一緒にやって来た仲間。
本当は年齢相応に女の子らしい感情も育っているが、
仲間との関係を壊すのが嫌で、あえて蓮っ葉に振る舞っている。
その反動からか、休日には女の子らしく着飾り、ひとりで町に出るのが密かな楽しみ。
家事が得意。
遥斗の両親が不在がちであり、その代わりにと挑戦していたら楽しくなった。
血を見ることは大の苦手。
料理で捌くときなどはなんともないのに、人間の血は苦手。

「どうせまたロクなもの食べてないんでしょ？　ウチに来る？」