商标 | Liar-soft | |||
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日期 | 2014年06月27日 | |||
剧情 | 桜井光 | |||
插画 | 大石竜子 | |||
声优 | 桜川未央 / 理多 / 古河徹人 / 野月まひる / 歌織 / 蘭丸 / かわしまりの / 胸肩腎 / 越雪光 / 金田まひる / 滝沢アツヤ | |||
年龄 |
18禁
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类型 |
冒险有声音有音乐
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语言 |
日文
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标签 |
系列作品
幻想
纯爱
兽耳
褐色肌肤/黝黑
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■□■ストーリー■□■
遙かな異境の果て。
青空と星空の下に在る砂漠都市──
そこは、アデプトと呼ばれる屈強な若者以外は外に出ることを許されない、
広大な砂漠の中央に位置する巨大都市。
1000年の長きに渡り、ドーム状の“大天蓋”で空を多い隠してきた、
しかし現在では青空と星空とに見守られる都市、ヴァルーシア。
尊き血統を受け継ぐひとりの太守の決断により“大天蓋”は開放され、
遠き世界の果ての“壁”を超えて訪れる列強の文明国家と交流を持ったことで、
さまざまな人種と、機関と呼ばれる進歩的機械技術の流入が急速に行われ始めてから、数年の後のこと。
都市は姿を変えつつあった。
“大天蓋”に守られながら、外を恐れて暮らしてきたはずの民は、
列強からの異邦人や、大陸の北部および東部から訪れる異形種たちと交わりながら、
1000年の慣習の揺らぎと歪みを感じ──
過去よりの伝統によってアデプトとなり、秘宝と危険に充ちた都市外の遺跡迷宮を探索する若者たちは、
1000年の歴史を以て自分たちを管理してきたギルドが解体され、
列強の一国たる“帝国”の息がかかった碩学協会による新たな管理の下、
曲刀を振りかざして遺跡迷宮にはびこる妖物“ホラー”と戦い──
列強の人々がもたらした発展的技術たる“機関”はヴァルーシアの隅々にはびこり、
機関工場や機関塔なるものが建造され続け、
今日も青空へと機関排煙が噴き上げられるさまは、何処の移動ハレムからも眺めることができた。
豊かさと繁栄とを約束する“機関”を、太守と都市の人々は受け入れたが、しかし──
原因は定かではない。
ただ時期が重なっただけかも知れない。
けれど、けれど。
この半年というもの、本来であれば迷宮にしか顕れないはずの“ホラー”が
都市に出現するという事件が頻出していた。
巨大な、かつての“大天蓋”にも届きそうなほどの巨躯を備えた、超大な“ホラー”が──
人々は“大天蓋”を開放したことにより訪れた異邦人たちに戸惑いながら、
“機関”のもたらす大いなる繁栄に喜びながら、巨大なる“ホラー”への恐怖に怯えていた。
そして、巨大なるその妖物を一夜のうちに打ち砕きながらも、
正体を明かさずに暗闇へと消えていく巨像に対しても、同じく。
太守もまた、同じく。
列強のひとつたる“帝国”の姫を宮殿へと招き入れるものの、
彼は、何よりも誰よりも、都市の変化と“ホラー”への恐怖に怯えていた。
そして、或る星空の夜に。
ひとりの少年が輝くものを目にして、
ひとりの青年が愛するものを知って、
ひとりの娘が星空の意味に触れ、
ひとりの刺客が後悔の涙を流して。
やがて、ひとりの歌姫が、旋律と共に物語の旋律を紡ぎ出す──
■□■登場キャラクター■□■
【空を見上げる、憂鬱の機関姫】
●クセルクセス・セルラ・ブリート (CV:桜川未央)
揺るぎない誇りと涙の憂鬱さを湛えた黄金瞳の少女。
物語の主人公となるべき人物。
異邦人(帝国系カシオン人)である。
数学と機関技術の天才であり、プログラム構成技術はレイディ・エイダに匹敵する。
砂漠地帯から遠く離れた北方の異邦「北央帝国」の定位継承権を持つ父と
小国の姫たる母との間に生まれ、皇帝家と呼ばれる帝国の支配機構によって
第7位の帝位継承権を有する北央皇帝血族であると定められた後、生みの親たる両親からは引き離され、
政治・外交的取引を目的とした太守ハールートとの婚礼のため、ここ砂漠都市ヴァルシーアへと招かれた。
彼女は恋を知らない。
恋愛なるものを彼女は皇帝家の学習プログラムからは入力されることなく、
ただ、この婚礼の政治・外交的意味合いを正しく理解しているのみ。
けれど、ハールートに対して、伴侶となり共に都市を治めるのだという感慨や想いが微塵も湧き上がらないこと、
そして、一切の自由を許されない我が身に対して、疑問と、耐えきれないほどの憂鬱さを感じている。
美しい青空と星空に充ちたヴァルーシアを故郷の帝国よりも愛しながらも、
彼女は今日も自由ならぬ我が身を憂い、夜ごと聞こえる美しき旋律に身を委ねながら、
自由に空をはばたく明日を夢見る──
【揺らぐことなき、希望の少年】
●アスル (CV:理多)
夢と希望に充ちた、快活な南カシオン人(ヴァルーシア人)の少年。
物語の主人公となるべき人物。
砂漠都市で逞しく生まれ育った孤児であり、アデプトたちが遺跡迷宮から持ち帰る
古代の発掘機関(イニシエイト・エンジン)の清掃・調整という
過酷な労働に日夜打ち込みながら金を貯める勤労少年である。
独学で、機関技術の勉強も行っている。
格安の払い下げ品として入手した個人用飛行機関の改造に成功したことは、ささやかな自慢である。
2年前に解放された“大天蓋”の向こう、青空と星空の美しさに衝撃を受けた彼は、
都市へ流入する異邦人たちによって機関化の進む都市よりも、その“外”へと出ることを夢見ている。
金を貯め、飛空艇か飛行船を買って、果てなき空を飛ぶことが彼の夢であり、
それを成すためには《盟約》を破らざるを得ないことへ幾らか悩んでいる。
異邦人の皇女クセルと出会い、その誇らしさと聡明さを目にして瞬時に恋に落ち、
やがて、彼は、己の内に秘めた恐れと弱さに立ち向かうこととなる──
【仮面を纏う、若き蒼剣士】
●カシム (CV:古河徹人)
理知的でありながらも静かな熱意に充ちたアデプト(熟達者)の青年。
物語の主人公となる資格を有した人物。
南カシオン人(ヴァルーシア人)である。
厳しい修練の果てに成人の儀を終えたばかりの若きアデプト。
蒼色の剣を振るう。
かつて迷宮で命を落とした両親もアデプトであり、曲刀術の師でもあった。
姉と共に日夜、遺跡迷宮へと潜り“ホラー”と戦い発掘品や発掘機関を得て金へと換えて暮らしている。
アスルと個人契約を交わしており、発掘機関は大抵の場合、彼のいる清掃工房へ引き渡すことにしている。
異邦人の持ち込んだ機関技術や数学、機関社会学に対して多大な興味があり、
姉に隠れて密かに勉強を続けているものの、
それが砂漠の《盟約》に反することであると自覚し、苦悩している。
だが、実のところ、彼の本当の苦悩は肉体を変異させる“恐怖病”に罹患したことである。
既に右腕を義肢に交換している。
さらに、自らの意思で“恐怖の仮面”を纏うことのできる特異な性質を発現させているが、
誰にも言えず、最愛の姉にも秘密にしている──
【こころ揺れる、若き赫剣士】
●アナ (CV:野月まひる)
明るい笑顔と言葉の中に、弟への深い深い愛情を秘めたアデプトの娘。
物語の主人公となる資格を有した人物。
南カシオン人(ヴァルーシア人)である。
弟カシムよりも2年前からアデプトとして《盟約》に従い、砂漠迷宮で“ホラー”と戦う日々を送る女剣士。
赫色の杖剣を振るう。
いくさ人たるアデプトとしての才能にごく恵まれており、昨年には《剣士》の称号を太守から賜ったほど。
アスルの母と共に迷宮へ入ったこともあり、今でもアスルとは(弟ともども)親交がある。
言い寄るアデプトの男には事欠かないが、そのどれにも色良い返事を返さない。
胸の内には、弟への深い愛情を秘めている。
それが家族としてのものであるのか、それとも《盟約》を破るような禁忌の想いであるのか、
彼女は努めて考えないようにしている。
そのため、弟が何かに悩んでいることを知りながらも、
それを知ることで自分の精神の均衡が崩れることを恐れ、口に出せずにいる。
【太陽に焦がれ、願う踊り子】
●ナナイ (CV:歌織)
微笑むようにはにかむ暖かな笑顔の下で、諦めの溜息を吐く、義肢の女。
物語の主人公となる資格を有した人物。
南カシオン人(ヴァルーシア人)である。
かつてヴァルーシアを席巻した一大盗賊団があった。
彼女は、盗賊団を統べる“王”の右腕であり、彼の理想を唯一耳元で囁かれることを許された愛人でもあった。
すべてが変わったのは2年前のこと。
《盟約》さえ恐れることなく財を蓄え、太守にも匹敵すると噂されるほどの栄華を極めた盗賊団の“王”は、
解放された“大天蓋”の向こうから訪れた異邦人と、彼らの持つ銃器なる見知らぬ武器に恐れを成して逃げたのだ。
少なくとも人々に伝わる噂では、そうだ。
彼女は、そうではないと、アデプトであった“王”が飛び道具如きを恐れたはずはないと信じている。
信じているが、しかし“王”は何を告げることもなく去った。
彼女はまもなく“恐怖病”に罹って脚を失い義肢へと換えて、
移動巨車(巨大な車で移動するハレム。ザナドゥ)へと身を落とした。
自然解体した盗賊団の残党を追う衛視の目を逃れ、
今日も“王”へ向けるはずだった笑顔を客へと向けながら、溜息を吐く。
都市に出現するという巨大な“ホラー”が、忌々しい都市と、未だに燻り続ける“王”への自分の情念、
そのすべてを砕いてくれることを夢見ながら──
【渇望のアサシン】
●ヤザタ (CV:蘭丸)
感情すべてを捨て去ったはずであるのに、湧き上がる後悔の念に涙する男。
南カシオン人(ヴァルーシア人)である。
彼は、ホラー教団に忠誠を誓った暗殺者として、《盟約》を遵守させようとする高貴な人間や、
太守に“繁栄”という名の強大な権力発生装置を与える有力な異邦人たちの命を狙う日々を送っていた。
何も考えず。何も感じず。命の温もりを奪い続けた。
しかし、半年前から。
星空の下に佇む偉容の巨大ホラーを目にした瞬間から、彼は、変化した。
感情を捨て去ったはずであるのに、涙を、彼は再び取り戻していた──
【想い秘めて、物語る歌姫】
●ルナ・ルナワーズ・アクタル (CV:かわしまりの)
太守宮殿の尖塔に閉じ込められた、盲目の、銀髪の美しい娘。愛称はルナ。
物語を紡ぎ出すことを定められた人物。
南カシオン人(ヴァルーシア人)である。
かつて若干12歳で《歌姫》と湛えられた歌声の持ち主であり、
古き逸話から、誰も聞いたことのない英雄憚、かつて地上に在った《ふるきもの》の寓話まで、
さまざまな物語を紡ぎ出す《語り手》でもあった。
噂では、太古に姿を消した自然の化身たる《ふるきもの》の残滓の声を聞くという。
やがて太守宮殿へと召し上げられ、物語る姫として尊ばれ、太守ハールートと恋に落ちたが、
身分を違えた情交は砂漠の《盟約》に反するものとして宮殿の人々に捕らえられてしまう。
激しい拷問の末、移動ハレムへ下ることさえ許されず、数年を経た現在に至るも幽閉されている。
物語は、歌声を失ったはずの彼女が再び旋律を奏でるところから始まる──
【呪いを身に受けし、苦悩の太守】
●ハールート・フラワウル・トライタウナ (CV:胸肩腎)
深い知性と揺るぎない理性の果てに、空を覆うものを捨て去ると決めた男。
物語の主人公となる資格を有した人物。
南カシオン人(ヴァルーシア人)である。
都市ヴァルーシアを統べる太守であり、2年前、
これまで1000年に渡って都市の空を覆い続けた“大天蓋”を解放することを決めた改革者でもある。
砂漠の《盟約》が都市と人々を守り、導くということを信じながらも、
それが生み出す悲劇の数々をも彼は知っている。
世界の果ての“壁”の向こうに在る列強国家“帝国”との外交を行い、
蒸気機関文明のもたらす繁栄のために重機関都市化計画を推進させながら、
しかし、彼は恐れていた。
刻一刻と変化していく都市と人々、そして、都市に出現する巨大な“ホラー”を。
あの“ホラー”こそ、閉塞された世界を解放すべきと判断した自分への、
尊き砂漠の《盟約》がもたらした罰なのではないかと、恐れ、苦悩するが、
それを知る者は宮殿の中ではたったひとり。
かつて愛を交わし、明日を共に生きると誓った、物語る歌姫だけが、彼の──
【雌伏を過ごす、堕ちた盗賊王】
●アルディーン (CV:越雪光)
皮肉げな笑みを常に浮かべ続ける、野心家にして“王”の力を有した男。
物語の主人公となる資格を捨てた人物。
南カシオン人(ヴァルーシア人)である。
恐怖病のため、右手が義肢となっている。
野心家にして冒険家。
血筋のない在野の孤児からアデプトであり、凄まじいまでの執念によって無数の“ホラー”を狩り続け、
太守から《英雄》の称号を与えられた。
ヴァルーシア一の曲刀術の使い手であり、アスルの母イーシャの弟子でもあった。
都市に出現した巨大なる“ホラー”を眼前にして、彼は理解する。
時代は、再び、いいや今度こそ“王”となるための機会を自分に与えたのだと──
【断罪する、嘲笑の《鋼鉄姫》】
●ヒルド・ロメ・ダルク (CV:金田まひる)
少女のような純粋さを称えた瞳に、妖艶さを備えた微笑みを浮かべてみせる娘。
物語の主人公となる資格を捨てた人物。
異邦人(西享系カシオン人。フランス出身)である。
アデプトと発掘機関のすべてを管理する碩学協会の幹部であり、
ヴァルーシアに於ける多大な権限を幾つも備えた有力者のひとりである。
何故か、皇女クセルの前に現れては、不吉な言葉を残して去って行く──
【見つめ続ける、万能の紳士】
●レオ (CV:滝沢アツヤ)
無限の知識と、強靱なる精神を以て都市の現実を観察し続ける男。紳士。
物語の外からあらゆる希望と絶望を見つめる人物。
異邦人であると思われるが、不明。
広い館でリザと共に暮らし、静かに紅茶と読書を楽しむ日々を送っているかと思えば、
アスル少年やカシムの前に姿を現し、意味ありげな言葉を残して去って行くという、不可解で奇妙な異邦紳士。
ヴァルーシアでは滅多に見かけない服装で、常に優雅に振る舞う。
自然の化身たる《ふるきもの》の残滓の声を聞くことができると嘯く。
巨神、もしくは偽神と呼ばれる巨大なるものと、何かしらの関与があるという──
【主人を支える、鉄の召使い】
●リザ・フォース (CV:かわしまりの)
無表情に、無感情に、主人と共に都市を観察し続ける女。
物語の外に立つ主人の足場を支える人物。
異邦人であると思われるが、不明。
レオの召使いであるらしい。
いつも静かに主人たるレオの脇に控えており、
アスル少年が“帝国”や“連合”について尋ねてきても常に無視して返答しない。
しかし、冷たい女、であるとか、鉄みたいだ、であるとかの言葉を投げかけると、怒る。
召使いであるという割には、レオに対する言葉は失礼なものが多い。